伝える、伝わる。


髪型を変えたくて美容室に行こうと思うとき
ネットの画像を検索したり
芸能人の髪型を参考にしたり
いろいろ自分でイメージしますよね。
そのイメージをなんとか美容師さんに伝えようとするんだけど
なぜかうまく伝わらず、
出来上がった自分の髪型を見て
思っていたのとなーんか違う…
ってなることありませんか?
私はよくあります(笑)

家つくりもそれと似てるなーって思う。
施主様とデザイナーがいかに同じイメージを共有できるか。
自分の思っている家が建つか否かは
それにかかっているといっても過言ではない。



マルミのおうちのキーワード、
ナチュラルな家」
と、一言で言ってもイメージする家はひとそれぞれ違う。
ナチュラル」の基準値がみんなちがう。
なにを“ナチュラル”と思うのか、ひとそれぞれ。

王道白&パステルの組み合わせをナチュラルと思っているか
素朴でシンプルな手造りの部屋をナチュラルと思っているか
シャビーでシックなインテリアをナチュラルと思っているか
木の質感が生きた無骨な雰囲気をナチュラルと思っているか
北欧インテリアの似合うおうちをナチュラルと思っているか
アンティークが合うインテリアをナチュラルと思っているか
etc、etc…

私はいままでおそらく
400人以上のナチュラルな家を建てたいとおっしゃる方と
お話ししましたが
ひとりひとり、「ナチュラル」と思う基準が違うのです。
それはもう、面白いくらい違うから
どんなイメージを思い描いているのかを
注意深く観察しないといけない。


「森さんなら私の建てたい家のイメージが伝わると思ったから」

マルミで家を建てるお客様からよくおっしゃって頂くうれしい言葉。
それはきっと
たーくさんのナチュラルテイスト好きの皆様とお会いして
知らずに知らずに得ることができた
大切な知識と、経験と、感覚なんだと思います。