情緒的感覚。


蕨市、スケルトンリノベーションのO様邸、
内部解体工事が終了〜。
きれいにからっぽ。


おおっ!床を剥がした下地のコンクリート
鳥の足跡発見!
化石採掘みたい。
30年以上前の新築工事のときついたと思われます。
コンクリートが乾く前にこの場所を歩いた鳥は
後世で足跡が発見されるとは
思っていないことでしょう(笑)


ときどき
新築工事をするときに
事前に役所の遺跡発掘調査をしなければならない地区があります。
今まで、お宝が出たことはありませんが
なんかわくわくします。
お役所の人が現場調査している間、
どきどきしながら意味なく見守ったりします。




鳥の足跡を見つけて建物の過去に思いを馳せたり
大昔の土地の歴史の深さに想像力を膨らませたり
そういった情緒的感覚は
幼稚で、無意味で、バカみたいで
ビジネスの上では何の価値もないのかもしれないけど
何かをデザインしたり
ものつくりに係わる上では
失くしてはならない
とても大切な感覚なんじゃないかと
思っています。