米軍ハウスのカヴァードポーチの軒裏。


米軍ハウスがコンセプトの吉見町K様邸。
足場がはずれて、塗装が済んで
だんだんおうちらしくなってきました。
外国の家みたいに
玄関前に広いカヴァードポーチがつきます。
そこの軒裏は構造体を現しにして
ぜんぶペンキで白く塗装しました。
レトロなイメージでよい感じになっています。
まばゆいばかりの白い家。
汚れちゃいますねーと私が言ったら
「いいんです、家も私も一緒に歳をとりますから」
とご主人。
ああ、いい言葉だなぁと思いました。


新しいもの、若いもの、新鮮なもの、流行のもの。
それがいちばん、という日本の風潮。
でも
時を経てこそ価値のあるものはたくさんある。
それを理解できる住人が住むこのおうちはきっと
美しく時を重ねる
幸せな家になるに違いありません。