甘えっこ。


長女が修学旅行で沖縄へ。
ぴちぴちの生きのいいお魚みたいに躍動するカラダ。
若さが弾けて、空を飛びそうな勢い!


実はこの旅行の3日前、謎の発熱39度。
小さい頃からイベントの前にかならず体調を崩すやつ…
いますよね、まさにそのタイプ。
旅行は無理かも〜と半分あきらめモードの母子。
とりあえず病院に連れて行き、薬をもらい帰宅。
描かなくてはならない図面がたんまりあるし、
べったりくっついても仕方ないから
ベットに寝かして母は仕事へ。
(うちから職場へは車で10分)


さーてと。デスクでPCに向かう。
すぐに娘からラインがチローンと鳴る。

娘 薬のんだー
母 よし
娘 熱下がるかなー
母 大丈夫だー


30分後、チローン

娘 帰りにオレンジジュース買ってきて
母 り
娘 ぽんジュースじゃなくちゃやん
母 り


1時間後、ふたたびチローン

娘 寝たら夢見た
母 まじ
娘 怖かった〜
母 そりゃそりゃ


更に30分後、またまたチローン

娘 ままー
娘 まぁまー
娘 ねーねーってばー
母 ……ぜんっぜん集中できーん!!!怒怒
娘 それなwww


しっかりものと評判の長女は
じつはものすごい甘えっこ。



長女が3歳から5歳くらいのときまで
ハウスメーカーから請け負って
自宅で図面をかくしごとをしていました。
長女は仕事する私の廻りをいつもうろうろ。
仕事場におもちゃをいっぱい広げておしゃべり。
ねーねーってば、
まーまー、まーまー、まーまっ
ねーってばーって
いつもそんなふうに邪魔されながら(ごめん)
仕事をしていました。
ちょっと目を離したすきにいたずらされて
描きかけの図面を台無しにされたり。
眠った娘を抱っこしたまま図面を描いたり。
片手で次女におっぱい、片手に鉛筆、
背中には長女がべったり貼りついているという
笑えるほど大奮闘な毎日だったけど
今思いかえせばよき思い出。
それにしても
娘の甘えっこぶりはあの頃も今も
ぜんぜん変わっていないようです(笑)



無事に熱も下がり、キラキラ笑顔で沖縄から帰宅した娘。
「今まで生きてきて一番楽しかったぁ!」とのこと。
ふーんよかったねぇ、と
母はほっと安堵のため息をつくのでしたー。