ほの昏い部屋。


18歳の頃、1年余り豪州で暮らしました。
天井の下の蛍光灯のあかりしか知らなかったから
まず、家の中の暗さに驚いた。

南半球の強烈な太陽の光とのコントラストで
昼間でも部屋の中はほの昏く感じること。

夜は壁や天井に美しい陰影をつくる
ぼんやりとした間接照明だけで過ごすこと。

それは軽い衝撃だったように思う。



陰と陽。
光と影。



光がたっぷりの明るい部屋を魅力的。
だけど
秘密めいたほの昏い部屋も魅惑的です。