さんかくおやねで☆



屋根形状もいろいろ。

切り妻といわれる三角の屋根
和風も洋風も合う寄席棟屋根
方流れのシンプルな屋根
北国に多いマンサード屋根etc…

デザイン上重要でもある屋根形状。
さらに勾配やら雨仕舞いやら換気やら
法規上の斜線クリアなどなど
合わせて考えなければならないので
いちばん頭を悩ます部分であります。



さてさて



日本の屋根は通常“軒”といわれる、庇(ひさし)がでています。

軒は雨や風の多い日本の風土に合わせて
家に日傘をさしてあげて、少しでも直射日光やら雨風を
しのごうと先人達が考えたエコな知恵。
1メートルちかい軒を設けて
気持ちのよい軒下や縁側でまったりとくつろぐ…
それはそれで大変気持ちのよいことで憧れます。


…でも


南欧風、とかナチュラル系の外観デザインには
どーしてもふかーい軒が
にあわない。にあわない。にあわない。
と、私は思う。。。

しかも○百年前とはくらべものにならない
建築技術の向上。
断熱性や気密性にも優れる
24時間換気された現代の住宅…
軒の出ゼロ、可能なんじゃないの〜??


そ・こ・で


軒の出ゼロでやりたーいっ!と押し通し、
監督と屋根やさんと換気やさんと施工方法を十分相談して
実現しましたY様邸の屋根納め。


うーん、やっぱ、これでしょ。


満足なり☆

自然素材の南欧プロヴァンスハウス・ナチュラルリフォームはマルミハウジング

妻飾り、表札、看板、面格子はオリジナルロートアイアンのココット