居場所さがし

ママ友ランチは大のニガテでした。
特に子連れで大人数の外食バージョン。

きーきー騒いで走り回る子供達を尻目に
ママ同士盛り上がる確証のないの噂話。
ひしひし感じる他のお客さんの冷めた視線。

あっちにもこっちにも気を使いながら食べるゴハンは
何を食べたかさえ
ぜーんぜんわかんなかった。

なんか違う

なんか違う

なんか違ーう

元来群れるのは好きじゃない。
私の居場所はどこだろう
ここはどーも違うみたい。
痛烈に
自分の居場所を探さなきゃと思った。


仕事に復帰しよう!と決心した7年前。
手のかかる盛りの3才児と
乳飲み子の0歳児がいてもできる
住宅に関する仕事ならなんでもやった。

在宅での設計図面描き
知り合いのコーディネーターの手伝い
アルバイトでCADオペレーター
住宅展示場内の案内係

もちろん仕事が好きで、
復帰したいって思ったけどそれ以上に
社会での自分の居場所をみつけたくて
必死だったんだと思う。

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現代社会で女性が働き続けることには
やはり大きなハンデがつきまといます。
家事と育児の両立
子供のあずけ先の確保
保育園の絶対的不足
根強くのこる3歳児神話
理解がありそうでないまわりの環境

そんな逆風にさからって
必死にもがきつづけなければ
社会の中の自分の居場所を見つけることができないのは
やっぱり少しおかしいし
これから少しづつでも
女性の社会復帰にやさしい社会になればいいなーと
働くママのはしくれは思う。


資格あるといいよね、とか
手に職があるとちがうよね、とか
よくいわれますが
正直そこんとこは
私についてるオマケくらいの意味しかなかった。
片手で子供の手をひき、片手に赤ん坊を抱いて
自分の居場所を探して
うろうろとさまよった日々を思い出すと
まだ少しリアリティがありすぎて
感傷的になります。


自然素材の南欧プロヴァンスハウス・ナチュラルリフォームはマルミハウジング

妻飾り、表札、看板、面格子はオリジナルロートアイアンのココット