あれは学生を卒業してすぐのこと。
1年と少し、コアラの国で青春時代を過ごしました。
生まれて初めて飛行機に乗って
生まれて初めて海外に行き
生まれて初めて親元から離れて暮らす日々
留学とは名ばかりで親の目が届かないのをいいことに遊んでばかり。
英語はたいして身に付かなかった。
でもみずみずしい感性の十代の一年間をひとりぼっちの海外で暮らしたあの日々はかけがえのない宝物。
誰も知らない、言葉もわからない、文化もなにもかも違う国。
そこへなんの戸惑いもなくぽん、とひとりで飛び込めた十代の自分。
今の自分はどうだろう?
常識とかフツウとかにこだわっていない?
駆け引きや先行きの不安、見栄や物欲。
そんなものに無関心だった自分の姿をコアラの国にもう一度探しにいきたい。
山の清流のように澄みきった感性と、
雪の結晶みたいにきらきら輝く感受性を取り戻しに。
それが今の私の目標です。
(c) jerry's pic|写真素材 PIXTA
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