恋愛成就みたい。


私のカントリーなおうち、只今絶賛工事中〜。
節ありのパイン材の床、建具。
ハート型のくり抜きの家具。
柄入りのステンドグラス、
素焼きのテラコッタタイル。
赤いチェックのカーテン。
荒めのアイアンワークス。
まさにアメリカンカントリーな世界観が
もうすぐ完成します。


アメリカンカントリースタイルは
今から20年程前にすごく流行しました。
現在30代後半から40代の方は
最初に好きになったインテリアが
アメリカンカントリーだった、という人も
多いと思います。
ブームが去ってからは
あまりご依頼がなかったのですが
最近また増えてきた気がしています。


インテリアにも流行廃りがあるけれど
自分が最初に好きになったテイストを貫いて
念願のそういうおうちを建てるって
まるで
初恋の人との長い長い恋が実って
とうとう結婚するみたいで
一途で、純粋で、すごく素敵です。

デザインいろいろ洗面所。


インダストリアルインテリアの家の洗面所。
シンプルでかっこよく。
女優ライトは
アメリカ製のデットストック品です。
カウンターはコンクリート風塗装仕上げ。
既製品の細長いミラーに
四方框を組んで艶ありブラックに塗って
オリジナルミラーに仕上げました。

いろんなデザインの洗面所をつくってます。
メーカー既成品の洗面化粧台っていうのを
ほとんど使わないのです。
マルミでは標準仕様で
オーダーのオリジナル洗面台です。
イメージにあわせて
巾木廻縁など造作材も合わせるので
統一感がとれた空間になります。



ナチュラルなかわいい洗面台。
グレーのタイルで甘さひかえめ。


男前インテリアの洗面台。
メディスンボックスも造りました。


フレンチスタイルの洗面所。
白くて甘いナチュラル空間。


洗面所、とひとことでいっても
デザインを変えれば
いーろんなイメージで造れるから
おもしろいのです♪

シンプルな平屋建ての家。


都会暮らしと田舎暮らし
どちらを選ぶと聞かれたら
一ミリも迷わず後者を選びます。
ひろーい敷地に平屋の家と畑と緑の暮らし。
人混みと喧騒と混雑と行列が
なによりニガテな私は
田舎暮らしは理想の暮らしです。


地価の高い日本で
平屋の家を建てるのは
とても贅沢なこと。
埼玉県吉見町K様邸は平屋建て、
いわゆるフラットハウスです。
米軍ハウスをお手本として
ひろい敷地に飾り気のないごくシンプルな
平屋のおうちを建てました。
これから年月を経て
ご夫妻憧れの米軍ハウスのように
ヴィンテージなおうちへと
変化していくことでしょう。

かたくて、やわらかい。


川口市現場。
秋の高い青空。
RC駐車場部分の型枠施工。
この上に木造の家が建ちます。
RC地下室もある混構造の純和風住宅。


株式会社マルミハウジングは
埼玉県越谷市に創業40年の工務店ですが
マルミハウジング1級建築士事務所という
設計事務所でもあります。
木造でも鉄骨でもRCでも住宅でも店舗でも
すべて自社で設計施工してます。
“かわいい家”とか“ナチュラルなおうち”とか
ソフトでやわらかいな言葉を謳い文句にしてると
どうやらチャラい感じがするみたいで
中身は大丈夫なんだろうか、と心配されますが
1級建築士2名、2級建築士2名と
社内半分は技術者というかなりカタい会社です(笑)


工事も自社元請の責任施工で
ながーい付き合いの信頼できる業者さんしか
お取引していません。
下請けに工事全部まるなげ、っていうのはしないです。
設計から施工、現場監理までトータルしてやっています。
もしかすると
いまどきの街の工務店としては
ちょっとめずらしい形態なのかもしれません。


おかげさまで
たくさんのお問い合わせをいただいております。
インスタのフォロワーも11万人を超えました。
施工地域によってはご予約になりますので
来年あたりご新築・リフォームをご検討の方は
とりあえずは
ぽっちっと資料請求してくださいね♪

黒い天井。


天井に黒いクロスやペイントをオススメすると
こわいーと言われることが多いです。
天井といえば白、
黒っていうのは想像できないというご意見多し。
でも
えいっ!とやってみると
意外と違和感がありません。
夜になって照明をつけると
ぼんやりとライティングがきれいで
落ち着いたお部屋になります。

画像はモデルハウスの屋根裏部屋の
インテリアコーディネート。
イメージは腹黒いオトコの隠れ家ってことで
黒い天井にしてみたWWW

ブログ。


モデルハウスココンフワットは
現在2部屋リフォーム中〜。


さて。


2008年
このブログを書き始めました。
根っからの凝り性な性格なので
ブログを開設するにあったって
他のハウスメーカー
建築士さんICさんブログを徹底研究。
ほとんどが今も昔もよくある3パターン。

?「本日、Y様とのご契約がありました!
Y様、本当にありがとうございました!」
…内輪ウケと会社宣伝ばっかりで全然つまらん、
と思う広告ブログ。

?「今日の私のランチはこれでぇ〜す♪おいし〜」
…知らん人のランチなんか興味ないし…
と思うリア充ブログ。

?「配筋は200ピッチ、基礎の底盤と立上りの打継面は…」
…灰色の地味な現場写真がどわーっと、
難解で花のないブログ。

こういうブログは
ぜんぜんおもしろくないと思ったし
そういうのはいやだなーと。
どうせ書くのなら一部への内輪ウケではなく
たくさんの人にみてもらいたい。
恥ずかしながら
一時期文学の道を志し
小説講座なんかに通った過去があり笑
学んだノウハウが役に立つときがきたのです。


まずは
ターゲットをインテリア好きの女性にしぼる。
一話完結コラム書くみたいなカンジで書く。
画像は厳選してきれいなものを基本1枚だけ。
スクロールしなくても読み終わる長さにする。
長く飽きずに読んでもらうためには
“ワタシ”のいうひととなりに
興味を持ってもらわなければならんから
小出しに私生活や子育てについて書く。
さらりと読めるけどまた覗きたくなるブログ。
目指したのはそんなかんじ。

開設当時、5人くらいしかアクセスがなかったのに
だんだんと多くなってきて
初めて100人のアクセスになった日は
ひょえ〜とひとり小躍りして喜びました。
そして現在は1日平均800〜1000アクセス、
多い日には2000〜2500人もの人が
遊びに来てくれるようになりました。
今年で10年目。
時々さぼって更新なしが続いたり
インスタグラムに浮気したりと
紆余曲折ありましたが
これからも地道に地味にこつこつと
更新していこうと思います☆

「その先」を感じさせる間取り。


今日はめずらしく設計について。
私が設計するのはほとんど
25〜40坪程の木造専用住宅です。
あたりまえですが
図面の使いまわしは一切しません。
同じ間取りはひとつもありません。
1棟1棟すべていちから作成したオリジナルです。


プランニングでいつも心がけていることは
「その先になにがあるのかな」って
思わせる間取りにしたいということ。
トイレにドアがないとか
お風呂が家の中心にとか
そういう
前衛的で摩訶不思議な間取りではなくって
ふつうの暮らしの中の自然な動線を第一にして
“ドアの向こうはどうなってるんだろう”
って思わせたい。
そして
その先に絵になる風景をつくりたい。

よくある
1階はLDKと和室
2階には寝室と子供部屋2つ。
こういう建売住宅の4LDKという間取りは
家の中に足を踏み入れた瞬間に
ドアの向こうになにがあるか
もうぜーんぶわかってしまう。
その先にある風景が
ドアを開けなくても見えてしまう。
あーおもしろくないなぁって思う。

使いやすさが第一で
住み人が毎日の暮らしのなかで
わくわくして楽しくなる
自分のおうちだけの間取り。
まだ見ぬ暮らしの風景を想像しながら
いつも私自身がわくわくしながら
プランニングをしています。